お勧め漫画: 民俗学者八雲樹の感想・ネタバレレビュー

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このページの最終更新日: 2025/07/26

著者・山口譲司 (やまぐち まさかず)、原作・金成陽三郎。全 9 巻。同じ著者による 村祀り も似た雰囲気の漫画である。原作者の金成氏は、金田一少年の事件簿 シリーズの原作も手掛けている。

テレビドラマにもなっている作品なので、そんなに不人気ではなかったはずなのだが、最後は短編が多くなって、勢いを失いつつ終わった感じ。全体を貫くストーリーがあまり無いのも弱いところ。

民俗学者八雲樹 感想チャート

主人公

八雲 樹 (やくも いつき)

榊大学・民俗学教室の助手。謎を見つけると放っておけず、なんとしてもその裏に隠された真実を知りたくなるという「研究者の習性」で、殺人事件の謎を解く。意外と強い。

最終巻では、大学が助手を雇っておく予算がなくなったということで、市井の民俗学者になっている。

民俗学者八雲樹 八雲樹

ヒロイン

富良野 (ふらの)

榊大学文学部の二回生。八雲の研究室に出入りしている。高校時代は槍投げの選手だった。最初は影が薄かったのだが、次第に八雲と仲良くなり、9 巻では一応「恋人」となっている。

9 巻で、七夕祭りに参加。短冊には「八雲さんといつまでも一緒にいられますように」。

民俗学者八雲樹 富良野

サブ

富良野 (ふらの)

これといったサブキャラクターがいないこの漫画。ヒロイン候補から選んでおく。

最初の方は、新しい事件が始まるたびに八雲と因縁のあった女性が現れるので、ヒロインを絞りきれなかった。だんだんと富良野さんが台頭してくる。「かぐや姫作人事件」の衣川葉月が一番かなと思っていたので、サブとして紹介。

3 年前、八雲と同じ研究室にいたが、かぐや姫が月に還ってしまったように、突然大学を辞めてしまった。

民俗学者八雲樹 衣川葉月
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「あとがき」で当サイトを参考にしたと書いてくれているラノベです。面白かったです。

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