お勧め漫画: 京都寺町三条のホームズ

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このページの最終更新日: 2023/07/16


推理 + 美術品 + 恋愛 + 京都。どの方向性にも振り切っていないので、ライトな感じで読める。絵が綺麗なのもポイントが高い。オリジナルは小説。このページでは、基本的にコミック版を紹介する。

美術品に対する確かな鑑定眼と推理力をもつ主人公。国選鑑定人の孫で、祖父が経営するカフェ「蔵」を任されている。ここに美術品の鑑定やトラブルの解決をいろいろな人が頼みにくるのがストーリーの基本。

京都寺町三条のホームズ 評価チャート

主人公

家頭 清貴 (やがしら きよたか)

イケメン探偵。祖父の影響で、美術品には幼い頃から慣れ親しんでおり、鑑定力は超一流。ところどころ、京男っぽい「いけず」が登場するのはいい。

「家頭なのでホームズ」ということに作中ではなっているが、ここはちょっとセンスを感じない。大学も、別に成績優秀でなくてもいいのだが、「大学院から京大に行けば、入るのは簡単で最終学歴が京大になる」みたいなセコいことは言って欲しくなかった。

Q.E.D. 証明終了 (Amazon link) の主人公・燈馬想 は MIT を飛び級で卒業し、「普通の高校生活を送りたい」と言って日本の高校に入学した。金田一 (Amazon) は、高校入学時の成績は最高だったが、そのあとは多分バカを装っている。優秀な探偵の主人公は、学業は優秀であるかこだわらないでいてほしい。

あと、鑑定に関係したことになると、性格が突然変わる。これがちょっと変わりすぎに感じる。

京都寺町三条のホームズ 家頭清貴

ヒロイン

真城 葵 (ましろ あおい)

京都に引っ越してきた高校生。遠距離になってしまい別れた彼氏が、自分の友達と付き合っているのを知り、祖父の美術品を勝手に売って東京に行こうとする。さすがにそれはどうかと思う。

京都寺町三条のホームズ 真城葵

サブ

円生 (えんしょう)

贋作師。ホームズに贋作を見破られたことで、宿命のライバルをみつけたような気持ちになり、何かとちょっかいをかけてくる迷惑な奴。

息をするようにありとあらゆるものをコピーしてしまう、贋作師としての才能に恵まれた男。

京都寺町三条のホームズ 円生
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