お勧めコミック: サイコメトラー Eiji の感想

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2019/01/13 更新

ものに触れることで残留思念を読み取ることができる サイコメトリー 能力を持つ主人公,エイジが,捜査一課の志摩警部補と組んでさまざまな事件 (主に猟奇殺人事件) を解決する物語。

犯人の壊れっぷりが特徴。定期的に出てくるコスプレおたく「みっちゃん」の話など,下ネタも少年誌ではあまり見ることができないレベルに達している。ドラマ化もされた。

絵柄が GTO に似ている。霊能者深海など,回収していない伏線がいくつかあり,終わりも「第一部 完」になっていた。文庫版では「完」になってしまい残念に思っていたのだが,青年誌で続編 サイコメトラーが始まった。Wikipedia の人物紹介が異様に詳しい。

朝基まさし (作画),安童夕馬 (原作),全 25 巻。続編のサイコメトラー,スピンオフ作品の クニミツの政 (まつり) ともに面白い。



主人公

明日真 映児 (あすま えいじ)

ケンカが強い不良高校生で,さらにバンドをしているという 90 年代型の主人公。幼い頃はサイコメトリー能力を制御できず,他人の本音が聞こえてきてしまってグレていた。

横顔ショットだが,初めて自分の能力に名前がついて (役に立つものだと認められて) 喜んでいるコマ。このページでも指摘されているように,高校生だが飲酒,喫煙などのシーンが多い。こういうの,最近は描けなくなってるのだろうか。

名言

  • 聞きてぇな テメーらの心の悲鳴がよ?

ヒロイン

志摩 亮子 (しま りょうこ)

警視庁捜査一課の警部補。25 歳という設定でオバサン扱いされているのを見ると,子供の頃は何も思わなかったが,最近は少し悲しくなる。ドラマ版では大塚寧々,工藤静香が演じている。

犯行の状況から犯人像を推定する「プロファイリング」を得意とする。

ミスター味っ子 のお母さんのように,連載が進むに連れて若返る。最後にはエイジの妹とあまり区別がつかなくなる。

サブ

明日真 恵美 (あすま えみ)

映児に好意を抱いている,血の繋がらない妹。犯罪に巻き込まれることが多い。葛西よりは深海と最終的にくっついてほしい。

物語が進むにつれて,だんだんと丸顔になってゆく。


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関連リンク

  1. マンガ サイコメトラーの感想. 北区の帰宅部. Link: 主に続編の感想.
  2. 私的漫画批評感想のブログ. Link.

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