おすすめ漫画: 僕のヒーローアカデミアのネタバレレビュー
概要
ヒーローの学園もの。「個性」と呼ばれる超能力が普通になった時代。「個性」を生かしてヒーローになろうとする少年たちの成長を描く。学園側も敵もキャラクター数が多すぎて、なかなか理解するのが難しい。とくに学園祭やヤクザのあたりでは取っ付きにくさがあった。
だが、ホークスが出てきて最終決戦に向かうあたりからは、キャラの多さが良い方向に働いていて非常に面白い。敵 (ヴィラン) をただ敵として倒すのではなく、その心を感じ取ってなんとか救おうとするデク。彼に助けられたかつての敵たちが、仲間として集まってくる最終戦は、名作 うしおととら に匹敵する熱さがある。「この総力戦は 最終的に緑谷出久を信じる戦いになる あんたがあの子を想い動くなら 俺があんたを信じる」。
サブではオールマイトを挙げたが、個人的に気に入ったのは No.2 (のちに No.1) ヒーロー・エンデヴァー、鳥の頭をした常闇くん。トップ 3 のホークスとベストジーニスト。
堀越耕平、全 48 巻。

主人公
緑谷 出久 (みどりや いずく)
幼い頃から、No. 1 ヒーローのオールマイトに憧れていたヒーローオタク少年。能力が発現しない「無個性」でヒーローになる夢を諦めかけたが、他者に譲渡することができるオールマイトの「個性」、ワン・フォー・オールの後継者に指名される。ヒーロー名は「デク」。
ジャンプでは、ヒカルの碁 の塔矢のような優等生ライバルというのが典型的なパターンの一つだが、バクゴー少年はそれとはかけ離れた性格をもつ興味深いキャラだ。人気投票では常に上位に来る。デクが暴走した 32 巻ぐらいで、彼を説得する場面はさすが。
名言
- オールマイトが言ってたんだ 余計なお世話は ヒーローの本質なんだって
ヒロイン
麗日 お茶子 (うららか おちゃこ)
主人公・デクのクラスメート。「目標のためにいっぱいいっぱいで余裕のない出久がかっこいい」と考えているが、その想いはまだ本人に伝えていない。
「個性」は「無重力(ゼログラビティ)」。触れたものを一時的に無重力状態にできる。
名言
- 「頑張れ!!」って感じのデクだ!!
サブ
オールマイト
ワン・フォー・オールの 8 代目の継承者にして、平和の象徴として人々から絶大な信頼を集めていた No.1 ヒーロー。
出久に個性を譲ったあと、オール・フォー・ワンとの戦いでわずかに残った力も使い切り、ヒーローの活動を引退する。どこかで死んでしまうのではと心配だった。
名言
- 私が来た!
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「あとがき」で当サイトを参考にしたと書いてくれているラノベです。面白かったです。
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