お勧め漫画: 名探偵コナンの感想

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このページの最終更新日: 2020/08/17


2016 年 6 月現在でコミック 89 巻、映画 20 作を数えるロングラン探偵物語。英語では Case Closed というらしい。作者は青山剛昌。各国の言語に翻訳されており、知り合いのアジア人はほとんどこの漫画を知っていた。大阪人が色黒だと思っていた友人もいた。

20 年連載で半年しか経っていない、長すぎる、気づかない蘭が馬鹿など色々と批判する人もいるようだが、子供の頃からずっと楽しませてもらっているこの漫画には最高点をつけたい。ときどき挟まれる過去のエピソードも嬉しい。徐々に黒ずくめの男たちの組織の謎が明らかになっていっているが、今となっては謎が解けてほしいような、ほしくないような複雑な気分。

麻酔針で小五郎を眠らせるのとか、水戸黄門や遠山の金さんのようなパターンものであり、安心して読めるのだろう。



主人公

江戸川コナン (江戸川コナン・工藤新一)

コナン/新一は、やっぱりこの「語り」がいい。キザなワードセンスが好きで何度も読み返してしまう。最近の保育園の回もよかった。まさか 4 歳のときからあんなにかましていたとは。犯罪者としては、小学一年生にこんなことを言われたら、「何なのよ あんた?」 と言いたくなる気持ちは十分理解できる。

この漫画では 探偵 という言葉に強い信念が込められている。以下の名言集も、読み返すたびに名言が追加されている。


名言

  1. 江戸川コナン!! 探偵だ!!!
  2. 推理に勝った負けたも、上も下もねーよ・・・ 真実はいつも・・・ たった一つしかねーんだからな・・・
  3. なめんなよ・・ オレは探偵だぜ? 蘭のことぐらい・・声聞きゃわかるさ・・
  4. 犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は・・・ 殺人者とかわんねーよ・・・
  5. 今からおまえに見せてやるよ・・・ 真実ってやつを・・・ この世に解けない謎なんて・・・ 塵一つもねえってことをな!!!
  6. 人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが・・・人が人を助ける理由に、論理的な思考は存在しねーだろ? (34 巻)

2 と 3 は服部登場の回 (10 巻)。ここで、コナンになってから初めて新一に戻る。


ヒロイン

毛利 蘭 (もうり らん)

空手が強い。お化けが恐い。何度もコナンが新一ではないかと疑うが、なかなか気づくことができない。というか、気づいたらこの漫画は連載終了になってしまうと思う。

確かにぶっとんだキャラクターなので、ネットでは賛否両論ありすぎて肯定派のファンとしては辛いところ。灰原支持派が攻撃しているという話も。「コナン君が新一だったら良かったのに」という発言がとくに叩かれているようである (1,3)。

名言

  • ちっちゃい頃からいじわるで・・ いつも自信たっぷりで・・ 推理オタクだけど・・ いざという時に頼りになって・・ 勇気があって・・ かっこよくて・・ わたし新一が・・だーい好き!
  • わたしも この子と同じ血液型ですから・・・ (25 巻 FILE 10, コナンに輸血を申し出るとき)
  • 勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉・・・ 人を殺す理由なんかに使っちゃダメですよ・・・


サブ

灰原哀 (はいばら あい)

もと黒の組織の一員で科学者。新一を小さくした薬アポトキシン4869の開発者だが、姉が組織に殺されたために薬の開発を中断し、組織に拘束される。アポトキシンを飲んで自殺を試みるが幼児化し、小さくなったことで脱出できたために新一のところに逃げてきた。

シニカルな発言が目立つがファンが多い。初登場はコミック 18 巻、転校生としてコナンのクラスにやってくる。だが 2 巻の時点で姉の宮野明美が登場しており、そのときに小さくなる前の灰原のシルエットがみられるコマがある。


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主要エピソード

コナンは、一応黒ずくめの男たちとの対決というメインストーリーがあるのだが、そうでないエピソードを間に挟みつつ進むので、どこまで進んでいるのか忘れてしまう。重要と思うエピソードを表にまとめた。話が複数の回 (FILE) にまたがる場合は、最初だけ書いてある場合もあれば、全部書いてある場合もある。通し番号も ( ) に書こうと思ったが断念。あと、85 巻以降はちょっと抜けがある。いずれも、再読した時に更新する。

間違いを発見した方は、コメント欄でお知らせ頂けると嬉しいです!


巻数, FILE
(通し番号)

主な内容

1 巻 1 (1)

新一、蘭、ジン 登場。新一コナンになる。新一と蘭のサッカー・空手設定は一話から登場している。

1 巻 2 (2)

毛利小五郎、阿笠博士 登場。コナンの正体を隠すことに。メガネをかけ江戸川コナンという名前を使う。

1 巻 6-9 (6–9)

沖野ヨーコ、目暮警部 登場。蝶ネクタイ型変声機、小五郎を気絶させての初解決。まだ麻酔針ではなく、灰皿をぶつけて気絶させている。

2 巻 1 (10)

キック力増強シューズを初使用。

2 巻 4-7 (13–16)

宮野明美 登場。犯人追跡メガネと発信機。

2 巻 8-10 (17–19)

歩美、元太、光彦 登場。伸縮サスペンダー。

3 巻 5 (24)

時計型麻酔銃を初めて使用。

4 巻 4 ()

コナンが電車でジン、ウォッカに遭遇、彼らのコードネームが明らかになる。

5 巻 1 ()

鈴木園子 登場。

5 巻 10 ()

新一の両親、工藤有希子 & 優作 登場。新一よりも推理において格上であることを見せつける。

6 巻 10 ()

埼玉県警 横溝刑事 登場。

7 巻 8 ()

東京スピリッツの ヒデ、赤木英雄登場。

10 巻 2 ()

服部平次 登場。服部の持ってきた酒で、コナンが初めて一時的に新一に戻る。

11 巻 5 ()

蘭の母、妃 英理 登場。この時点で、家を出てから 10 年経っているようだ。

12 巻 4-6 ()

コナンが偶然テキーラと遭遇するが、テキーラは爆弾事件に巻き込まれ死亡。黒ずくめの男たちが、全世界の有能なプログラマーのリストを大金で購入しようとしていたことがわかる。

13 巻 1 ()

前巻から続くエピソードで、服部がコナンの正体に気づく。「それも可能となりまんがな」は面白い。

16 巻 6 ()

怪盗キッド 登場。

18 巻 6 ()

灰原哀 登場。黒づくめの女が登場するが、組織とは関係のない犯罪者だった。灰原の話で、新一の飲んだ薬がアポトキシン4869という名前であること、それを開発したのが灰原であることが明らかになる。

19 巻 5 ()

遠山和葉 登場。

21 巻 4–7 ()

蘭の回想として、新一の最初の事件が語られる。一年前の話で、新一の両親が新一と蘭をロスに招待。飛行機の中での事件。

21 巻 8–10 ()

捜査一課の 高木刑事、佐藤美和子刑事、白鳥警部 登場。

22 巻 8–10 ()

京極真 登場。

24 巻 3 ()

医師 新出智明 登場。

24 巻 7 ()

コナンと灰原がジンの車を発見。ベルモット ことクリス・ヴィンヤードもここで登場している。灰原がシェリーに戻ってジンと対峙するが、コナンが間一髪で救出。子供になったことはジンにはばれていない。

25 巻 10 ()

26 巻にまたがるエピソード。コナンが大怪我をして、輸血の際の血液型の発言から、蘭がコナンの正体に気づき始めていることがわかる。灰原に説得され、正体を隠し通すことにした新一は、アポトキシン解毒剤の試作品を使って一時的に新一に戻り、灰原が化けたコナンと同時に蘭に姿を見せることで誤魔化した。

新一のまま数日を過ごし、蘭と米花ホテルでデート。途中でコナンの姿に戻るが、コナンの口を借りる形で「待っていて欲しい」と伝える。

27 巻 7 ()

ジョディ先生 登場。この時点で、コナンが新一であることを気づいているような台詞がある。黒ずくめの一員であるようなミスディレクション。

28 巻 3 ()

服部平次の母、静華 登場。

29 巻 3 ()

赤井秀一 登場。灰原が、黒ずくめの気配を感じ取れるという設定。ジョディ、新出、ベルモットの関係で混乱を生じるような誘導。

30 巻 4 ()

半世紀前に謎の死を遂げた大富豪 烏丸蓮耶 の館で、コナン、キッドその他の探偵たちが一堂に会する。

32 巻 8 ()

FBI の ジェイムズ 登場。赤井と会話しているが、まだ所属等は明かされない。この辺りから、赤井がコナンの周辺に現れ始める。

34 巻 2 ()

毛利探偵の関わった事件の資料が警視庁から盗まれ、黒づくめの組織がコナン = 新一に気付きつつあるのではないかと疑うコナン。ジュディ先生 = クリス・ヴィンヤードが黒づくめの仲間かどうかを探るため、服部と共にジュディの家へ。フィルムを抜き取るなど服部が大活躍。「疑わしいのはあともう二人・・・」の台詞は、新出と誰だ?

34 巻 8–10 ()

蘭が発熱、赤井、新一、有希子、シャロン・ヴィンヤードが関わる過去のエピソードがフラッシュバック。

34 巻 11 ()

前話の続きであり、21 巻の新一最初の事件の続きでもある。ロスからすぐにニューヨークへ移動した新一と蘭は、有希子とともにミュージカルへ。有希子とシャロンがともに変装術を学んだことなどが明らかになる。

メインの殺人事件は、蘭が事故から救った人が犯人であり、逮捕されるときに蘭に向けて「助けてくれたおかげで想いを遂げられた (人を殺せた)」という捨て台詞を残す、後味の悪い結末となる。

蘭がこのことで思い悩んで通りを歩いていると、通り魔を追っている赤井と遭遇。さらに通り魔に襲われそうになるが、通り魔がアクシデントで高い階段から落ちそうになるところを、蘭は現れた新一とともに助ける。この時の新一の台詞「人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが・・・人が人を助ける理由に、論理的な思考は存在しねーだろ?」が、蘭の心を開放することになる。このときから、本当に新一のことを好きになったと回想。赤井が FBI である可能性も示される。

37 巻 8 ()

博士が久しぶりに発明。ボール射出ベルト。ウォッカが仕事を依頼したプログラマー・板倉になりすまし、組織の内情を探るコナン。しかし、ジンに策略が気づかれ秘密を盗めなかったあげく、危機一髪の場面を迎える。38 巻にまたがるエピソードで、最後は赤井がコナンに疑念を抱く場面で終わる。

42 巻 5 ()

ここまでの間にも、いくつかジョディ = ベルモットを示唆したり (それとは矛盾するが、子供の頃のジョディとベルモットらしき女性の出会いのフラッシュバックもある)、赤井の仲間がコナン・灰原を監視していたりというエピソードが入る。ジョディが何かの目的を達成して、学校を去ることになったあと、蘭がジョディの家で新一の資料を発見。小五郎にベルモットからハロウィンパーティーへの招待状が届く。

船上のハロウィンパーティーの進行とともに、新出がベルモットであること、ジョディは子供の頃ベルモットに家族を殺されて彼女を追っていたことが明らかになる。「あなた、どうして年をとらないの?」はゾッとくる台詞。

ベルモットの勝利かと思われたころ、灰原に変装していたコナンが正体を現し逆転。パーティーの新一は、服部の協力だった。「よっしゃ、こっちはええぞ工藤! そっちも決めろや!!」 状況はさらに二転三転するが、赤井や蘭の登場もあり、痛み分けに終わる。ただし、ベルモットも組織を破滅させる「銀の弾丸」を待ち望んでいたことが明かされる。実際に、灰原 = シェリーのことは組織には明かさず、守るような行動に出る。

48 巻 9 ()

水無怜奈 登場、毛利探偵にピンポンダッシュの調査を依頼。コナンが盗聴器を仕掛け、偶然にも水無が黒ずくめの一員で、ある政治家の暗殺を企てていることがわかる。コナンは再登場したジョディら FBI と暗殺を阻止するが、盗聴器がジンに発見され、毛利小五郎が危うく暗殺されそうになる。

赤井の機転で、なんとか「盗聴器を仕掛けたのは FBI」と思わせることに成功するものの、毛利への疑いは残ってしまう。水無玲奈は事件の過程で怪我を負い、FBI 管理下で入院。

49 巻 8 ()

水無怜奈の弟、本堂瑛祐 登場 (参考ページ)。

53 巻 7 ()

再び水無怜奈の話題が出始める。本堂瑛祐との絡みも少しずつ明らかになっていくが、しばらく大きな進展はなし。

57 巻 9– ()

本堂瑛祐の父が CIA の一員だったこと、灰原の姉が赤井の彼女だったこと、本堂瑛祐が白血病を患っており、血液型が変わっている可能性があることなどがわかり、58 巻の楠田陸道のエピソードへと繋がっていく。

58 巻 10– ()

水無怜奈 (キール) が組織に戻るため、ジンに指示されて赤井を殺害。「まさかここまでとはな・・・」

あとで明らかになるが、実際はコナンがまず病院で楠田陸道に携帯を拾わせ、その指紋をつけさせる。赤井はどこにも指紋を残さないように指をコーティングしており、そのために缶コーヒーを落としたりする。この指紋を利用して、拳銃自殺した楠田陸道の死体を赤井の死体だと思わせる入れ替えトリック。ただし、これが明らかになるまでにはコミックで 20 巻以上が必要である。

59 巻 5–10 ()

長野県警の隻眼刑事 大和敢助 登場。

60 巻 2– ()

本堂瑛祐が CIA になるためアメリカに渡ることを決意。蘭への告白を巡りコナン = 新一を明かす。

コードネーム「バーボン」の男という情報がキールからもたらされる。大学院生 沖矢昴 が登場し、新一の家に住むことになる。

65 巻 3 ()

顔に火傷のある赤井に似た人物が登場する。

65 巻 8 ()

新野署 諸伏高明 (所轄のコウメイ) 刑事登場。

65 巻 4– ()

デパートの爆弾事件に、火傷のある赤井らしき男がコナン、ジュディらとともに巻き込まれ、デパートの外ではジンらが赤井が生存していた場合に備えて狙撃の構えをとる。沖矢の関与もあり、大事件にはならず。

70 巻 3– ()

イギリス、芝の女王のエピソード。新一、蘭に正式に告白。

73 巻 6 ()

世良真純 登場。

75 巻 9 ()

安室透 登場。しばらくは、沖矢、世良、安室のうち誰がバーボンなのかわからない展開になっている。

77 巻 8– ()

少年探偵団が犯罪に巻き込まれ、山小屋に閉じ込められる。その山小屋が放火され、灰原がアポトキシンの解毒剤を飲んでなんとか脱出。しかし、元の年齢の灰原の動画がネットに流出してしまう。

78 巻 1– ()

動画を見た黒の組織が、灰原を狙い名古屋着のミステリートレインへ。新一と有希子・赤井・キッド vs. バーボン・ベルモット。安室がバーボンであることも、火傷のあるニセ赤井は関係者の様子を探るためのバーボンの変装であったことも、このエピソードで明らかになる。

灰原は、持っていた解毒剤を飲んで元の姿に戻ってから死ぬことで、コナンらから組織の目をそらそうとする。ベルモットは列車を爆破してシェリーを始末したと思っていたが、そのシェリーは実はキッドの変装で、ハンググライダーで脱出していた。

80 巻 8 ()

羽田秀吉 登場。

81 巻 1 ()

バーボンに「コナンがわざと楠田陸道に携帯を拾わせた」ことを聞かれてしまう。

84 巻 11– ()

キャメルがバーボンの策略にはまり、楠田陸道が拳銃自殺していたことをベルモットに漏らしてしまう。バーボンは沖矢が赤井であることを疑い、直接家を訪ねるが、コナン・優作の策によって撃退される。

赤井が 85 巻 3 で再登場。バーボンが実は公安のエージェントであることも明らかになる。組織の大物「ラム」が動き始める。

92 巻 2– ()

赤井ファミリーと新一、蘭が海岸で出あっていたという 10 年前のエピソード。なぜ世良がコナンを「魔法使い」と呼んでいるか明らかになる。


関連リンク

  1. 名探偵コナンの毛利蘭って最低ですよね? リンク切れ.
  2. 名探偵コナンのヒロイン”毛利蘭”の奇行まとめ Link.
  3. やっぱり蘭? コナンと結ばれてほしいヒロインNo.1はだれ? 大学生に聞いてみた! Link.

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