マーベル・シネマティック・ユニバースまとめ: 時系列など
マーベル・シネマティック・ユニバースとは: 全体のストーリーまとめ
マーベルシネマティックユニバース (MCU) は、マーベルコミックスのキャラクターを中心にした一連の映画作品の総称である。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、トールなどの単独作品から始まり、後にアベンジャーズをはじめとするチーム映画が製作された。
MCU の映画は、個別のストーリーを持ちながら、全てが同じ世界観で繋がっているため、キャラクター同士のクロスオーバーや壮大なストーリー展開を楽しむことができる。要するに、個々の映画だけでなく、全体でもストーリーのあるシリーズものになっているということ。
また、MCU は映画だけでなく、テレビドラマやオンライン配信作品にも展開され、膨大なファンを持っている。スタン・リーが創り出したマーベルキャラクターの世界を多くの角度から魅せることに成功した MCU は、ヒーロー映画の新しいスタンダードを確立したと言えるだろう。
フェイズ 1
2008 |
全てはこの映画から。I am Iron Man。トニー・スタークがアイアンマンスーツを開発。 |
|
インクレディブル・ハルク |
2008 |
|
アイアンマン 2 |
2010 |
|
マイティ・ソー |
2011 |
|
2011 |
第二次世界大戦中、貧弱な Steve Rogers が超人血清によってキャプテン・アメリカになる。ペギーとダンスの約束を交わして北極海に墜落、70 年後にまた目覚めることになる。 |
|
アベンジャーズ |
2012 |
フェイズ 2
アイアンマン 3 |
2013 |
|
マイティ・ソー |
2013 |
|
キャプテン・アメリカ |
2013 |
|
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー |
2014 |
|
アベンジャーズ |
2015 |
|
アントマン |
2015 |
ピム博士が、ピム粒子の複製が試みられたことに腹を立ててシールドを離脱するプロローグ。トニー・スタークの父親も登場。続いて主人公のスコットが登場するが、なんと刑務所から出所する場面。アイロンマン、キャプテン・アメリカ、ソーなどとは一味違うタイプのヒーローとわかる。ドロボウであるが暴力行為はせず、金持ちを狙う主義。娘のために足を洗おうとしている愛すべきキャラクター。 なお、歳をとったハンク・ピム博士は、科学者っぽい見た目といい、偏屈な性格といい、気に入っているマーベルキャラクターの一人だ。 ピム粒子は原子間の距離を縮めることで、人間を昆虫サイズまで縮小させられる。つまりアントマン。ピムはこれを危険な技術として葬ったが、かつての弟子ダレン・クロス(ハゲ)がその方法を明らかにしつつあり、兵器に応用しようと悪だくみ。ピムはスコットをアントマンとし、兵器化を止めようとする。ピムの娘ホープはダレンの会社にスパイとして潜り込んでいる。 ピム博士の妻は、ワスプとして活動していて、ソ連が発射したICBMを止めるために亜原子サイズまで小さくなりquantum realmへ行ってしまった。そこには時間の概念がないので、死んではいないという伏線か。これを秘密にしていたために娘との間に確執があったが解決。いい父親になることを餌にconvinceされたスコットも、これと同時にアントマンとしての技術を身につける。 スコットがキャシーをつ救って落ち込むquantum realmは、振動する弦みたいなのが描かれている気もする。超弦理論? 最後は、ルイスの弾丸トークでスコットがアベンジャーズに勧誘されそうなことを紹介。スコットとキスしていたホープに、ピムは自分と妻をオーバーラップさせたのか、妻と開発していたワスプ用スーツを見せて締め。 |
フェイズ 3
シビル・ウォー |
2016 |
|
2016 |
Endgame で重要な役割を果たすストレンジが登場。魔術を操る、他のヒーローとは一風変わった存在 (便利キャラ)。 |
|
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス |
2017 |
|
スパイダーマン |
2017 |
|
マイティ・ソー |
2017 |
|
ブラックパンサー |
2018 |
|
アベンジャーズ |
2018 |
サノスの指パッチンが起こる、エンドゲームの前日譚。 |
アントマン & ワスプ |
2018 |
|
2019 |
キャロルが力を身につけるまで。結構良かった作品。舞台は 1995 年で、時系列的にはかなり前になる。フューリーはこれで宇宙人の存在を知り、地球を守るためにはシールドだけでは不十分との考えから、アベンジャーズを作り始める。 |
|
2019 |
前半の集大成、 |
|
スパイダーマン |
2019 |
エンドゲームの後日談的な位置付け。トニー・スタークを偲びながら観るべし。 |
フェイズ 4
フェイズ 3 のエンドゲームが素晴らしい集大成だっただけに、ここからはかなりパワーダウンしている印象が否めないのが残念である。アイアンマン、キャプテン・アメリカの 2 大キャラが引退したので仕方ないのだが、残っているメンバーはかなり地味。ドクター・ストレンジとスパイダーマンで何とか保ってるといったところ。
個々の映画がきちんと成立していて、それらが「アベンジャーズ」でアッセンブルする感じが熱かったのだが、いかんせんキャラが地味なので、それぞれの映画は次のアベンジャーズのための説明みたいな印象になってしまっている。ポリコレ臭が鼻につくようになってきたのも残念な点の一つ。
ディズニーによるマーベルの買収は 2009 年で (参考)、実は意外と古い。最初にディズニーから配給されたのは 2012 のアベンジャーズ。ディズニーが色々とポリコレを導入しているのかと思ったが、時期的にはディズニーの責任とは言えないようだ。
ワンダヴィジョン |
2021 |
|
ファルコン & ウィンター・ソルジャー |
2021 |
|
ロキ シーズン 1 |
2021 |
|
ブラック・ウィドウ |
2021 |
|
ホワット・イフ...? シーズン 1 |
2021 |
|
シャン・チー |
2021 |
|
エターナルズ |
2021 |
|
ホークアイ |
2021 |
|
2021 |
Dr. Strange も出演。他の世界の悪役を呼び込んでしまい、他の Spider-Man と共闘。トム・ホランド版 Spider-Man は最後かも。 |
|
ムーンナイト |
2022 |
|
2022 |
スパイダーマン No Way Home と同じく、マルチバースが頻繁に登場。ワンダビジョンが背景にあるので、ドラマを観ていないと少し分かりにくい。 |
|
ミズ・マーベル |
2022 |
|
ソー: ラブ & サンダー |
2022 |
「神殺しのゴア」と戦う、ソーのシリーズ第 4 段。ゴアは、自分の娘を救ってくれなかった神を恨み、神を皆殺しにすると決意する。 ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと行動を共にしている。一方、昔の作品で登場したソーのガールフレンド Jane はガンに侵されており、ムジョルニアが健康な体をもたらすという情報を得てソーを探しに行く。 ハンマーのムジョルニアは壊れており、ソーは斧のストームブレイカーを使っている。シフからの救難信号を受け、襲われているアスガルドを救いに行くと、ムジョルニアを操るジェーンと再会。 ゴアはアスガルドの子供を攫い、人質にする。ソーたちは子供を助けに行くが、逆にストームブレイカーを奪われてしまう。ストームブレイカーは最初にたどり着いた者の願いを叶えてくれるという「永久の門」を開くための「鍵」だった。 ソーたちはゴアと戦い、彼の力の源である剣を破壊するが、ゴアが永久の門にたどり着くのを止めることはできなかった。ゴアに背を向け、その戦いで瀕死となったジェーンを抱きしめるソーに、ゴアは自分の望みは復讐でないことに気づき、娘に会うことを望む。蘇った娘は、ソーが育てることになる。 全般に、妙なコメディータッチがあまりピンと来ない作品だった。ゼウスのキャラもバカにしすぎだし、ヴァルキリーみたいな強くて攻撃的な非白人ステレオタイプ女性キャラもいい加減満腹だ。刺々しいのが強くて近代的な女性ということになってる気がする。ジェーンが女性版ソーとして戦う合理性もよくわからず、若い頃の姿で人気を取りに行ってるだけのようにも思える。 |
アイ・アム・グルート |
2022 |
|
シー・ハルク:ザ・アトーニー |
2022 |
|
ウェア・ウルフ・バイナイト |
2022 |
|
ブラックパンサー |
2022 |
|
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー |
2022 |
フェイズ 5
アントマン & ワスプ |
2023 |
|
シークレット・インベージョン |
2023 |
|
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー |
2023 |
|
Echo |
2023 |
|
The Marvels |
2023 |
|
ロキ シーズン 2 |
2023 |
|
Ironheart |
2023 |
|
Agatha: Coven of Chaos |
2023 |
|
Daredevil: Born Again |
2024 |
|
Captain America: New World Order |
2024 |
|
Thunderbolts |
2024 |
|
Blade |
2024 |
|
Deadpool 3 |
2024 |
フェイズ 6
下記の 3 作品のほか、いくつかの映画・ドラマが予定されている。
Fantastic Four |
2025 |
|
Avengers: |
2025 |
|
Avengers: |
2025 |
ソー (マイティ・ソー)
アベンジャーズ・シリーズ
アベンジャーズの一作目は、ロキによるニューヨークへの攻撃。アベンジャーズの主要メンバーはアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ホークアイ、ブラックウィドウ、そして SHIELD の Fury。
- この時点から、アイアンマンとキャプテンアメリカの仲は悪い。
- Hulk の俳優が変わってるけど、この Dr. Banner のがいい。Hulk は筋肉だけであまり役に立たないと思っていたけど、超絶的なレベルの筋肉はとても役に立つことがわかった。MVP クラスの活躍だった。
- ブラック・ウィドウはあまり好きになれない。
- ニューヨークの警官が、キャプテンアメリカの戦闘を見てコロッと態度を変える場面。ベタすぎるが、何度見ても笑ってしまう。
References
4 番は
- By Gage Skidmore - https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/, CC BY-SA 2.0, Link
- 『アイアンマン』をもっと楽しむための「3つ」のエピソード。Link: Last access 2019/05/28.
- マーベル作品はこの順番で 時系列を完全網羅して新作に備えよ!【アベンジャーズ】Link: Last access 2019/06/26.
- 【徹底解説】アベンジャーズの各メンバーの能力を5段階評価してみた. Link: Last access 2019/08/18.
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。