おすすめ漫画: 修羅の門のネタバレレビュー

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このページの最終更新日: 2025/11/24

  1. 概要
  2. 主人公: 陸奥九十九 (むつ つくも)
  3. ヒロイン: 龍造寺舞子 (りゅうぞうじ まいこ)
  4. サブ: 陸奥 雷 (むつ あずま)
  5. 続編など、関連作品

概要

陸奥圓明流 (むつえんめいりゅう) 継承者である陸奥九十九が、ひたすら熱く戦うバトル漫画。コマ割りも非常にシンプル。「...かよ」の語尾が病みつきになる。個人的にはかなり好きな漫画なのだが、人を選ぶと思うので、お勧め度は低めに収まっている。

全 35 巻。第一部と第二部は日本国内で圓明流の戦い。第三部はボクシング。第四部は、ポルトガル語で「何でもあり」を意味するバーリトゥード。

第四部のラスボス、レオン・グラシエーロが九十九との戦いで死んでしまったことに対して、読者から来た手紙が作者にはショックだったようだ。最終巻のあとがきで、辛そうな心情が書かれている。

川原正敏、全 31 巻。修羅の刻 (Amazon link) など、関連作品も多い。最初は九十九が戦うだけだったのだが、「修羅の刻」が進むとともに、徐々に世界が広がってくる。

修羅の門 評価チャート

主人公

陸奥九十九 (むつ つくも)

「千年の歴史を誇る陸奥圓明流の中でも、あやつくらい 武の神に愛された男はおらんじゃろう」と評される。実は、400 年前に分かれた陸奥と不破の血が再び交わってできた、陸奥圓明流の最高傑作である。170 cm と、格闘家にしては小柄。持っている「熱さ」で、戦っているうちに相手の力を全て引き出してしまうのが、弱点と言えば弱点。ただし、彼の中には血に飢えた獣が住んでいて、熱くなってくると「修羅」になる。戦い続けているのは、陸奥圓明流の千年の歴史を終わりにするためらしい。

技がかっこいい。無空波に始まり虎砲、表と裏の蛇破山、牙斬、龍破、獅子吼、雹。四門を開けたのは、不破北斗、レオン、ケンシン・マエダ、姜子牙の四人だったか? あと、最後の海堂戦。九十九以外では、海堂の双龍脚、片山右京の菩薩掌が印象的だった。

一見、戦いばかりの単純な漫画のように見えるのだが、このポイントはけっこう深い。最終巻のあとがきにある通り、九十九は、武術でもスポーツでもない、単なる人殺しの技である圓明流を好きではない。と同時に、彼の中の「修羅」は圓明流を愛しており、結果として「活人拳」に逃げない珍しいタイプの主人公が生まれた。

修羅の門 主人公 陸奥九十九

名言

  • 陸奥圓明流 千年の歴史に 敗北の二字は無い

ヒロイン

龍造寺舞子 (りゅうぞうじ まいこ)

九十九が最初に世話になったのは、神武館という空手道場の館長、龍造寺徹心の孫娘。なぜか九十九が気になってしまい、教科書にあるような典型的なツンデレ仕草を見せる。

修羅の門 龍造寺舞子

サブ

陸奥 雷 (むつ あずま)

オリジナルでは、あまりこれはというサブキャラクターがいなかった。最後は海堂と再戦かと思っていたのだが。ということで、ここでは外伝・修羅の刻 (Amazon link) から陸奥 雷をピックアップしたい。

坂本龍馬などが登場する幕末編の「陸奥」である出海 (いずみ) の弟。船で居眠りしていたことが原因でアメリカに来てしまい、西部開拓時代を戦う。「修羅」要素が強い他の「陸奥」に比べて優しく、仲間にはイタチ = 弱虫野郎 (ドロッイイ) と呼ばれるも、戦いを避けられて満更でもない感じ。技も雹しか使わない。

銃には勝てず、騎兵隊に敗れ去る。だが、彼が命をかけて守ったネズ・パース族の子孫が、本編第三部で出てくるジルコォー・マッイイツォであり、第三部を締める大婆様は風のニルチッイである。ジルコォー・マッイイツォが「雹・・」と呟く場面など、修羅の刻第 4 巻を読んでから本編を読むと、感動もひとしお。作者が、どの時点で「アズマ編」を書こうと思っていたのか、構想が気になるところだ。

修羅の門 陸奥雷

続編など、関連作品

2025 年現在、以下の続編と外伝が出版されている。

修羅の刻

2025 年 11 月時点で、26 巻まで読了。家系図は このページ に載っている。

「陸奥」たちをリストにしておこう。最初は作品順にしていたのだが、途中から時代順に並べ替えた。

  • 陸奥 桃李 (とうり): 安倍晴明編で登場。
  • 陸奥 庚 (きのえ): 金太郎。
  • 陸奥 鬼一 (きいち): 牛若と弁慶の時代。静御前の兄。
  • 陸奥 辰巳: 信長の身代わりに自害。信長の妹と虎彦、狛彦の双子を遺す。
  • 陸奥 虎彦: 狛彦に敗れ、不破の祖となる。
  • 陸奥 狛彦: 最後に虎彦を破り、陸奥を継ぐ。
  • 陸奥 八雲: 1 巻、関ヶ原の合戦から 10 年余、つまり 1610 ごろから。宮本武蔵とか。
  • 陸奥 天斗 (たかと): 八雲の子。普段は修練のために片目を閉じている。
  • 陸奥 圓 (つぶら): 初の女性主人公かと思ったがニセモノ。真田幸村の隠し子で、陸奥を名乗って御前試合に出場し、家光の首を取ろうとしている。
  • 陸奥 左近: 15 巻、1790 年ごろ。力士の雷電為右衛門 (ためえもん)。
  • 陸奥 兵衛: 雷電為右衛門 (ためえもん) もしくは左近の子。雷電を倒す。
  • 陸奥 出海: 坂本龍馬、新撰組。
  • 陸奥 雷 (あずま): 出海の弟。アメリカ西部開拓時代。本編に出てくる「アズマ」。
  • 陸奥 天兵 (てんぺい): 出海の子。柔道の姿三四郎と戦う。
  • 陸奥 真玄 (しんげん): 第壱門で出てきた九十九のじいちゃん。
  • 陸奥 静流 (しずる): 九十九の母。第弐門の「山田さん」を「種馬」とし、冬弥、九十九を産む。

修羅の門 第弐門

オリジナルから 2 年半後。この間に、九十九はグラシエーロ柔術の祖であるミツヨ・マエダの直系であるケンシン・マエダと戦っている。

メインの敵は中華系の陸奥・不破である呂家。

イグナシオが出てきたりするサッカー漫画。

修羅の紋

原作・川原正敏、漫画・甲斐とうしろうによるスピンオフコメディ。


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「あとがき」で当サイトを参考にしたと書いてくれているラノベです。Kindle Unlimited で読めました。ストーリーと文章が良く、面白かったです。

関連リンク

  1. 陸奥圓明流 家系図. Link: Last access 2025/11/16.

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