おすすめ漫画: 鬼滅の刃のネタバレレビュー
概要
人気作品だけど、最初に読んだときは訴えてこなかった。善逸がギャーギャーしているのが鼻につき、セリフもいちいち説明的で、今の若いもんは登場人物にこんなに詳しく説明してもらわないと漫画を理解できないのか、と思っていた。色々と好意的に解釈するようになったのは、煉獄さんの映画を観てから。炭治郎は真面目過ぎてあまり面白味がないけど、善逸の雷の呼吸はかっこいいと思うし、義勇さんのギャグも意外と面白い。
吾峠呼世晴、全 23 巻。

主人公
竈門 炭治郎 (かまど たんじろう)
日と水の呼吸の使い手。善逸と伊之助、柱と比べるとキャラ的なインパクトは薄いが、主人公はこれでいいのかもしれないと思った。
日輪刀は、かつて強かった者がいない黒刀だが、禰󠄀豆子の血鬼術で赤くなる。それは、かつて無惨の頚 (くび) を斬りかけた剣士の刀と同じであった。
ヒロイン
竈門 禰󠄀豆子 (かまど ねずこ)
炭治郎のガールフレンドという意味ではカナヲがヒロインで、胡蝶しのぶも良いキャラなのだが、ここではやはり禰󠄀豆子を挙げておく。何といっても、竹を咥えさせたキャラデザインが秀逸だった。
15 巻で「太陽を克服」、つまり日光に当たっても死なない体となる。これが実は無惨の目的で、無惨は自分が太陽を克服するために鬼を増やし続け、この体質を得たものを食って無敵になろうとしていた。「青い彼岸花」を探していたのも、その名をもつ薬が太陽を克服するのに必要だったため。
サブ 1
煉獄 杏寿郎 (れんごく きょうじゅろう)
いろいろ良いキャラはいるのだが、やはりこの作品に惹かれていくきっかけになった煉獄さんが良い。ストーリー的にはわりと最初の方で死んでしまうのだが、炭治郎が受け継いだ刀の鍔や「心を燃やせ」という言葉は、最終決戦でも力になってくれる。

印象深かった善逸についても触れておこう。最初にアニメを観たときは、ぎゃーぎゃーうるさくて、これは観てられんと思った。人間の印象というのは変わるものである。
鼻が効く炭治郎と同じように、「音」で周囲の状況を理解することができる。普段は恐怖心に負けて情けないキャラになるが、眠ると強くなる。雷の呼吸は壱の型しか使えないが、最終決戦では (新米の上弦ではあるものの) 上弦の鬼を単独で倒すという大活躍。戦闘シーンは一番かっこよかったと思う。
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「あとがき」で当サイトを参考にしたと書いてくれているラノベです。面白かったです。
References
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