おすすめ漫画: 結界師のレビュー

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このページの最終更新日: 2024/01/23

  1. 概要
  2. 主人公: 墨村 良守 (すみむら よしもり)
  3. ヒロイン: 雪村 時音 (ゆきむら ときね)
  4. サブ: 墨村 正守 (すみむら まさもり)

概要

烏森 (からすもり) の地には不思議な力があり、魔物はそこにいるだけで力を得て強くなることができる。

主人公の良守、ヒロイン時音は、烏森の地を守る墨村家、雪村家の正当継承候補者。結界術を使って夜な夜な烏森に魔物を退治しているが、やがて大きな争いにまきこまれていく。

直方体を作る結界術がユニークでかっこいいので、昔読んだときに印象に残っていた。少年誌の妖怪漫画ということで、雰囲気が近いのは ぬらりひょんの孫 か。

ただ、残念ながら兄貴と水上さん以外のキャラが、ちょっと自分には合わない気がした。総帥、まじない師、影宮、扇七郎などなど。

あと、裏会の幹部たち、神の宿る土地「神佑地 (しんゆうち)」の力を手に入れようとする謎の一団など、勢力図がかなり複雑になっている。強力なラスボスがいなくて、個々のキャラクターに感情移入できなかったので、全体として 普通で地味な感じの印象に落ち着いてしまった。

結界師 評価チャート

主人公

墨村 良守 (すみむら よしもり)

時音に比べると結界の技術・精度は低いが、大きな結界を作れるパワーを持っている。兄の正守をして「あいつは俺より上ですよ」と言わしめるほどの潜在能力があるようだが・・・

洋菓子を作るのが好き、将来の夢はパティシエ。幼い頃に、時音が彼を庇って傷を負ってしまった経験から、自分の周りで他人が傷つくことを嫌うようになる。烏森の謎を解き、誰も傷付かなくするために強くなることを誓う。

結界師 墨村良守

ヒロイン

雪村 時音 (ゆきむら ときね)

良守の幼馴染、2 歳年上の「お姉さん」ヒロイン。良守と同じような結界術を使う。パワー型の良守に対し、結界の位置を細かく指定したり、能力を応用して空間を操ったりするのが得意な技術型。

烏森四人の正統継承者のなかで、一番力が劣るとされてしまっているのが悲しいところ。最終決戦では、新たに烏森を収める土地の「主」を説得するという重要な役割を果たす。

結界師 雪村時音

サブ

墨村 正守 (すみむら まさもり)

この漫画で一番かっこいいのは、間違いなく兄貴。現時点では良守をはるかに超える力をもち、触れるものを全て消し去る「絶界」を操る。パートナーの「黒姫」もかっこいい。魚っていうのはユニークなパターンだと思う。

異能者の集まり「裏会」の若手集団「夜行」で頭領を務める。もう一人の主人公と言ってもいい。

本人は、自分は階段を素早く駆け上がることはできるが、良守のようにすっ飛ばして行くことはできないというようなことを言っており、才能を秘めた (烏森に愛された) 良守の影にいる存在であると自覚している。

個人的には、22 巻あたりで時音を助ける夕上さんが好み。鈴音の紹介キャプチャに入れておくことにした。

結界師 墨村正守
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