お勧め漫画: ウロボロス -警察ヲ裁クは我ニアリ- の感想
主人公の龍崎と段野は、「まほろば」という養護施設で「結子先生」に家族のように育てられる。ところが、幸せな日々は 17 年前の雨の日に突然終わりを告げる。先生が警察に殺されてしまったのだ。龍崎は警察官に、段野はヤクザになり、表と裏から先生を殺した「金時計の男」を見つけ出し、復習することを誓う。
24 巻とちょっと長いが、ストーリーは中だるみもなく、よくまとまっている。金時計の男の正体が二転、三転するが、最後には納得のできる結末に辿り着いたと思う。
このページは
神崎裕也、全 24 巻。
北斗神拳でも使いそうな「金時計の男」。 |
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主人公
龍崎イクオ & 段野竜哉 (りゅうざき いくお & だんのたつや)
白い服が龍崎。最初の身分は警視庁新宿第二署 巡査部長。のちに警視庁捜査一課へ異動。段野の助けで裏社会の情報を得られるため、ダメ刑事だがなぜか検挙率が高いというキャラだった。めちゃくちゃ強く、実は「金時計」の子供。
黒い服が段野。我孫子会系松尾組 若頭、のちに組長。復讐計画のリーダーで、結子先生に惚れていた。
ヒロイン
日比野 美月 (ひびの みづき)
貴重なメガネのヒロイン。キャリア組の真面目な警察官だったが、龍崎の相棒として過ごすうちに変わってくる。 能力、真面目さ、強さ、主人公への愛情を兼ね備え、主人公とは違う哲学でキャラを確立している稀有なヒロインで、なんとなく「新時代のヒロイン」という言葉が浮かぶ。 父が「金時計」候補の一人で、高級警察官僚である。 名言
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サブ
蝶野 真一 (ちょうの しんいち)
この漫画ではいいサブキャラがたくさん出てくるが、ここは蝶野真一を推したい。
新宿第一署に勤務する、たたき上げの中のエリート。隠している龍崎と段野の関係を疑っている唯一の刑事で、段野を逮捕することに情熱を燃やす。
基本的には主人公に敵対する立場だが、自分のスタイルを貫き、ときには主人公に味方することもある。顔つきから 斎藤一 を想像させる名脇役。弟はキャリアの警視正。曰く「兄は根性は曲がっているが 決して悪事に手を染める様な人間ではない」。
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