おすすめ漫画: ファンタジスタの感想

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このページの最終更新日: 2023/06/08

近藤、森川、沖田などユースメンバーのキャラが立っている分、水本編やイタリア編がちょっと地味に見える。最初の導入が短く、わりとすぐにユース代表が集まってしまったためかもしれない。

16 巻から、やや唐突にイタリア編になる。個人的には、マルコもラスボスとしては微妙。イタリア編からオリンピック編への移行もちょっと突然な感がある。読み返すまで、沖田が登場するのは最後の 1 試合だけだと思っていた。

ファンタジスタ ステラ という続編があり、なんと本田圭佑が原案協力・登場している。ただし、こちらは低評価。キャプ翼の続編もそうだが、実際のチームや選手を変な風に変えて漫画に使うのはやめた方がいい。リアル・マドリッドとかネストール (ネイマールもどき) とか、読んでると本物を意識してしまって萎える。琴音の年齢ネタもいかがなものかという感じ。

草場道輝、全 25 巻。サンデーに 1999 年から 2004 年まで掲載。トッティ、ジダン、ベッカムなどの選手紹介がコミックにある。



主人公

坂本 轍平 (さかもと てっぺい)

生まれ育った島でテクニックを育んだファンタジスタ。最初は単にセオリーを知らない選手だったが、のちに近代サッカーの戦術のなかで変化をつけられる名選手へと成長してゆく。

博多弁は ダンドー に通じるところがある。

名言

  • どっちがどっちに合わせるとか... そんなんじゃなか... パスを出す瞬間.. パスをもらう瞬間.. お互いが同じ絵を見ればいい!!

ヒロイン

坂本 琴音 (さかもと ことね)

てっぺいの姉、C 級ライセンスをもつ水本高校サッカー部の監督。どっちもいい絵なので、スクショを特別に 2 枚載せておく。

自身も優れたサッカープレーヤーで、幼いてっぺいを 1 対 1 で鍛え上げた。



サブ

近藤 敦 (こんどう あつし)

もともとは、体の線が細くスタミナもない技巧派の選手だった。ヴェルディユースでフィジカルを驚異的に強化し、止める・蹴るの基本を密集地帯でハイレベルにこなせるレジスタ型の司令塔に成長。坂本と対極の思想をもつライバルだが、「ファンタジスタを使う」ことを覚えていいコンビに。

性格には大いに問題がある。最終巻では、エスパニョールで活躍する姿が描かれている。

名言

  • てめーらは、オレの手足となって働いていればいいんだよ!!
  • お前、下手になったんじゃねーか?

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