吸血鬼ハンター D シリーズの感想
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このページの最終更新日: 2024/11/10作品紹介と感想
吸血鬼ハンター D
記念すべき第一作。ドリス・ランとダンの兄弟、マグナス・リイ伯爵とラミーカ、ミドウィッチの蛇女、空間歪曲人間の麗銀星。「時だましの香」はあるが、他の話で出てくるような解釈が難しい魔術はなく、肉弾戦的なものが中心。D がグレコごときに不覚をとり、人面疽に助けてもらう場面も。
貴族の機器を無効にする青いペンダント、吸血鬼モードになってパワーアップという設定も、この本から既にある。D は崩れる城に飲み込まれ、一応生死は不明のまま終了する。
記憶に残っている表現- 神祖「おれたちは、かりそめの客なのだ」
- ラミーカ「D は・・ドラキュラの D ですの?」
風立ちて “D”
昼に活動できる吸血鬼の話。比較的シンプルで純真無垢なドリスとは対照的に、複雑な過去をもつヒロインのリナ・スーインの運命がなんとも物悲しく、余韻が残る。シリーズで一番好きな作品。
記憶に残っている表現- 戦闘のメイン・ファクターは一にスピード、二にパワーである。
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