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概要
これといった産業もない、瀬戸内海のさびれた小島・寧島 (ねいじま)。そこに住む中学生・早坂琉花が「フクノカミ」を拾ったことから、祖母の民宿を始めとして島が経済的に発展していくが・・・
ときどき、登場人物がフクノカミの顔になるのがじわじわと怖い名作。下記では紹介できなかったが、琉花を助ける作家の黒蓮さんもいい味を出してる。
著者は「刻々」で有名な堀尾省太。残念ながら 2024 年の夏現在は休載中。9 巻まで読了。
主人公
フクノカミ
お金を儲けさせてくれるので、一応は「フクノカミ」と呼ばれている謎の生物。琉花の祖母や「寧強会」のメンバーなどに取り憑いたような形で、商売を繁盛させる。人格にも影響を与えるのが絶妙に怖い。
寧島の人には普通の人間のように見えるが、ときどき拝んだりと不思議な形で認識される。寧島以外の人には「フクノカミ」の形で見える。島を離れると、思い出せなくなってしまう。分裂して便座の裏に張り付いていたのはトラウマ。
寧島は地味な漁村だが、フクノカミの影響で江戸時代にも栄えたことがあったようだ。
ヒロイン
早坂 琉花 (はやさか るか)
中学 3 年生。人の気持ちをネガティブな方向で読み取ろうとする癖があり、福山の学校に馴染めずに祖母が住む寧島に移ってきた。
同級生のオタク・及川に恋心を抱いていて、「寧島にアニメイトが建ちますように」と拾ったフクノカミに祈ったことで、寧島にさまざまな変化が訪れる。
サブ
早坂 町子 (はやさか まちこ)
琉花の祖母。フクノカミの影響で、細々と続けていた個人商店を発展させ始め、コンビニやショッピングセンターモールを設立する。
子供の頃から「社長になりたい」という夢があり、取り憑かれたのではなく、本来の自分を取り戻したという見方も。
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