お勧め漫画: ブルジョワ刑事の感想

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このページの最終更新日: 2023/06/08


非常にシュールで、不条理ギャグの連続のよう。絵もあまりきれいではないし、絶対に一般受けしないので評価は低めだが、変な決めポーズを含めてとにかく印象に残る漫画。記録より記憶、というやつか。

Netflix で「富豪刑事」というアニメがあり、もしかするとこの漫画のリメイクかと思って再読。ちなみに両者は関係なく、富豪刑事は 1970 年代に書かれた筒井康隆の小説なので、むしろブルジョワ刑事の方がこれに影響されているのかもしれない。

水穂しゅうし、全 7 巻。



主人公

武者小路 陽介 (むしゃのこうじ ようすけ)

ブルジョワ刑事。

かつて MI6 で多くのミッションを成功させた伝説のスパイ・シルバーフォックス、つまり 007 が執事として仕えている。

第 52 幕の冒頭、大神の「そうか 君が噂に聞く...」に続けて「ブルジョワ刑事」のマークがあるが、あえてこの言葉を使わず、陽介の絵だけで語らせているところが非常に渋い。こういう小技があちこちに使われているので、この漫画はあなどれない。



名言

  • (な 何でブルジョワがポリやってるんだ!? と聞かれ) 貴き者の務め 弱きを助け 悪しきをくじき 民の平和を守る!

ヒロイン

綾小路 妹子 (あやのこうじ いもこ)

麻生菜々子の方が陽介との関係が深い気がするが、ここでは妹子をヒロインとしたい。綾野の小路の妹子と風流に呼ばれることもある。流鏑馬などの訓練をしているので、けっこう強い古武術を使える。

陽介とともに、4 人の鹿鳴館の後継者候補の一人。超箱入りだったため、最初は何をしていいかわからなかったが、3 巻では中学校教師になり事件に巻き込まれる。



名言
  • 仇討ちは全てに優先する一大事でございますもの 古へよりカタキを追って諸国をめぐり やがて思いをとげる... 武門の誉ですわ!

サブ

大葉 (おおば)

ブルジョワ刑事の先輩。


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