アベンジャーズ/エンドゲームの感想と
マーベル映画のまとめ
UBH/
アベンジャーズ/エンドゲームは、マーベル映画ファンにとってたまらない映画だったようだ。ネットにも感想が溢れている。私はほとんどマーベル映画に触れてこなかったが、この映画をみて興味をもつようになった。
このページでは、そういう立場からまずエンドゲームの感想を書き、さらに今後観るマーベル映画について情報を追加していく。マーベル映画に関する目次的なページ。
エンドゲームの感想など
そもそもハリウッド映画に対する偏見のようなものがあって、それは
- Air Force One とかにある、荒唐無稽、アメリカ至上主義的、かつ御都合主義なストーリーと演出。
- スターウォーズとか、あんなにレーザー銃とか使いまくっているのに、なぜ白兵戦を好むのか。
というようなもの。かつて物議をかもしたアベンジャーズの「日本よ、これが映画だ」もこの薄っすらとした反感に一役買っていたかもしれない。
ソーを観たことがあったが、マーベルの「ヒーローシステム」のようなものは意識していなかった。なんか北欧神話を題材にしたヒーローものみたいな認識。
エンドゲームを観たい友人の勧めで、とりあえずアベンジャーズ/インフィニティウォーを視聴。観る前に「
次にアントマン & ワスプを視聴。簡単な感想は ここ に。とくに意識したわけではなかったが、結果的に quantum realm がエンドゲームで重要な役割を果たしていたので、これを先に観ておけたのはラッキーだった。
さて、エンドゲーム。
- 一番のお気に入りはアイアンマンだったので、エンディングはかなり悲しかった。アイアンマン映画を観たこともないのに、いきなりロス状態。I Am Iron Man.
- ドクター・ストレンジの映画は面白そう。消滅したけど復活したし、1400 万 605 分の未来のうち 1 パターンしか勝てない状態で、いい仕事をした。能力も便利。One possibility の場面は痺れた。
- キャプテン・アメリカはいまいち。なんか地味であまり強くなさそうだし、アメリカ至上主義の匂いがする。ただし、他のマーベル映画を観るにつれだんだん好きになった。
- 最後の戦いは例によって白兵戦だったけど、これは仕方ないというか、受け入れ可能。ただしキャプテン・マーベルは強すぎ。最初から戦え。
- ソーがダメ人間化していたのは面白かった。
- ブラック・パンサーはちょっと存在意義がわからなかった。あまり活躍しなかったし、出てくるときはいつも集団で出てくる。
- アントマンは悪くない。ただ、大きくなって戦う方が強いという点で、ちょっとアイデンティティがゆらいでいる感がある。
エンドゲームは、11 年にわたってマーベルスタジオが作り続けてきた 22 の映画の集大成。これだけのスケールで一つの物語を続けてきたのは確実に
こういう形でエンドゲームを観た人は珍しいと思うけど、この映画は私の人生をちょっと豊かにしてくれた。まずはアントマンを中心にマーベル映画を遡って観てみたい。そのあと、もう一度エンドゲームを観れたら面白いだろうと思う。
アイアンマン Iron Man
マーベル映画シリーズで、一番好きなキャラクター。写真は俳優の Robert Downey Jr (1)。武器産業の御曹司・社長にして天才的な科学者。皮肉屋でプレイボーイ。
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詳細は Iron man の発音と映画の感想 にまとめた。トニーがアイアンマンスーツを開発し、ヒーローとしての道を歩き始める。敵役はオバディア、最後に I Am Iron Man という記者会見があり、「ヒーローと既存の社会体制」という今のメインテーマの一つがここで出てくる。
第一作で示されるトニーの魅力は、セレブでありながらオタク的な科学者である点だと思う。アイアンマンスーツは彼の手作りだし、受賞やお金にはあまり興味がない。好きなのは発明と美女と酒。アベンジャーズまでの 11 年間は、彼がヒーローとして変わっていく軌跡でもある。
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第二作は、2010 年の「アイアンマン 2」。今回の敵は、トニーの父親であるハワードに恨みを抱いているロシアの科学者。彼がアイアンマンのようなスーツを開発し襲ってくる。主要な出来事はこんな感じ。
- ペッパーが Stark Industry の CEO になる。
- ローディーの役者が替わり、マーク 2 をもとに開発されたウォーマシンを使い始める。
- ブラック・ウィドウが活躍。多くのマーベル映画に出てくるが、個人的にはあまり魅力を感じない。
- ライバル武器会社の CEO Justin Hammer の言動は面白いと思う。
- トニーと父の関係が語られ始める。冷たい父でトニーも親近感を抱いていなかったが、遺されたフィルムと模型がトニーを救うことになった。心情的にもちょっと近くなった。この辺を知っていると、Infinity War で実際に出会う場面も特別だろう。
キャプテンアメリカ Captain America
最初にエンドゲームを観たときは、なんか鼻持ちならないアメリカ野郎という印象で、あまり好きになれなかった。
のちにキャプテンアメリカシリーズの第一作「キャプテンアメリカ ファーストアベンジャー」を観て、このキャラクターも好きになった。感想は ブログ に。
チャラい男がヒーローになり、ヒーローとして生涯を終えるアイアンマン。ヒーローとして歩んできた男が最後に「自分のための人生を生きる」という決断をするキャプテンアメリカ。この 2 人はまさにマーベルシリーズの中心だ。
キャプテンアメリカの名言に "I can do this all day" というのがある。何か大変な目にあっているときに、こんなの屁でもないという意味で「一日中続けられる」というセリフだ。この作品では、少なくとも 2 回このセリフを言ったと思う。
3 作目でアイアンマンと戦っているときや、エンドゲームにも出てくるセリフ。「一日中」は all day なのか all the day なのか というブログで、この英語表現について書いたので、こちらも見てほしい。
ソー (マイティ・ソー)
アベンジャーズ・シリーズ
アベンジャーズの一作目は、ロキによるニューヨークへの攻撃。アベンジャーズの主要メンバーはアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ホークアイ、ブラックウィドウ、そして SHIELD の Fury。
- この時点から、アイアンマンとキャプテンアメリカの仲は悪い。
- Hulk の俳優が変わってるけど、この Dr. Banner のがいい。Hulk は筋肉だけであまり役に立たないと思っていたけど、超絶的なレベルの筋肉はとても役に立つことがわかった。MVP クラスの活躍だった。
- ブラック・ウィドウはあまり好きになれない。
- ニューヨークの警官が、キャプテンアメリカの戦闘を見てコロッと態度を変える場面。ベタすぎるが、何度見ても笑ってしまう。
References
4 番は
- By Gage Skidmore - https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/, CC BY-SA 2.0, Link
- 『アイアンマン』をもっと楽しむための「3つ」のエピソード。Link: Last access 2019/05/28.
- マーベル作品はこの順番で 時系列を完全網羅して新作に備えよ!【アベンジャーズ】Link: Last access 2019/06/26.
- 【徹底解説】アベンジャーズの各メンバーの能力を5段階評価してみた. Link: Last access 2019/08/18.
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