おすすめ漫画: 今際の国のアリスのレビュー
主人公のアリスたちは、未来の東京にも見える異世界に飛ばされる。その世界では「げぇむ」に参加することで「びざ」がもらえ、「びざ」が切れると殺されてしまう。「げぇむ」には残忍なものが多く、少年サンデーに連載されていたとは思えないほど。
最後は夢オチ。隕石の衝突によって意識を失った人々がみていた共同幻想で、今際の国という名前もここからきている。ゲーム中に亡くなった人は、現実世界では隕石の衝突で死んでしまっていたようだ。
主人公
有栖 良平 (ありす りょうへい)
優秀な弟がいる落ちこぼれ的な存在。こういうゲーム系漫画の主人公は、一般にゲームの才能があることになっていて、実際にアリスもそうなのだが、なぜなのかあまり説明されていない気がする。一応、最初の方のゲームで「すごい観察力がある」ということになっているものの、活躍の場面はあまり観察力を生かしたものではない。
色々と悩んだり、ウサギに拒絶されて落ち込んだり、ショックでゲームに参加せずに死ぬことを決めたりする人情派。自分探し的な考えが強い。
ヒロイン
宇佐木 柚葉 (うさぎ ゆずは)
高校生の登山家。アリスよりも数日先に今際の国に来ただけだが、すでにサバイバル生活に適応している。父も登山家だったが、山に関係した理不尽なバッシングによって宇佐木が今際の国に来る前日に自殺してしまった。
サブ
チシヤ 駿太郎 (ちしや しゅんたろう)
チシはくさかんむりに巨。生死に関心がもてない分、強キャラとして扱われている。ビーチでアリスを利用したりと悪いこともするが、身を挺してウサギを銃弾から庇う場面も。
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