おすすめ漫画: にぶんのいち夫婦のレビュー
幸せな夫婦生活を送っていた主人公の文 (あや) と和真 (かずま) だったが、ある日、文が和真のスマホを見てしまう。そこには「今日は楽しかったね」というハートマーク付きのメッセージが。
送り主は「立川さとみ」。その日、和真は上司と飲みに行ったと言ってたはず・・・?
もともとは、小説投稿サイトに掲載されたネット小説だったようだ。この漫画はそのコミカライズ版。
人物紹介にはネタバレがあるので注意。
主人公
中山 文 (なかやま あや)
結婚記念日のクリスマスイブに二人で過ごすことへのこだわりが強い。背が高く、あまり女性的でないのが少しコンプレックスの 29 歳、結婚 2 年目。コールセンターで働いている。
両親も、父の浮気が原因で離婚している。
名言- 「クリスマスを一緒に過ごすってことは 浮気は勘違いだったんだ!」 ... そんな単純なもんか? と印象的だった。
ヒーロー
中山 和真 (なかやま かずま)
最初は、一応イケメンで優しい理想的な夫ということになっている。飲み会で潰れる部長の世話でクリスマスイブに泊まり込むってのは、相当な会社員根性だ。
文の視点から一通りのイベントを見せたあと、和真の視点で同じ内容を繰り返す展開。最近、この手法を使ってる漫画をよく見るようになった気がする。和真が怪しかった前半パートの方が面白いと思う。
サブ
畑野 さやか (はたの さやか)
文と和真は、5 年前にさやか主催の合コンで出会っているので、ある意味では二人の恩人とも言える。
真相がわかってから読み直してみると、最初の方から誘導的な言動が多い。高梨の K_with_S のアカウントを文に教えたり、何かと浮気について話題にしたりと、地道な工作を続けている。
文とは高校の同級生。ゲームでさやかが文の彼氏にキスして破局の原因になったこともあり、昔から関係はよくなかったようだ。出来の良い姉と比べられ続けて性格が歪んでしまったのは可哀想ではある。
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