お勧め漫画: 僕だけがいない街の感想
主人公が過去にタイムスリップして、事件を解決 (起こらないようにする) する話。いまはタイムリープという言葉のが普通なのか。ある意味よくあるストーリーに聞こえるが、よく練られたプロット、山ほどある伏線、綺麗な絵、魅力的なキャラクターで非常に面白い漫画に仕上がっている。
愛梨の扱いがが最終的にどうなるのか気になっていたけど、なんだかポジティブに進展しそうで安心。未来に期待。あと、タイトルの意味が最後になってわかるのもいい。ネガティブな意味でなくて本当に良かった。
悟の母親、52 歳なのに若すぎ。ケンヤ、11 歳なのに頭良すぎ。
三部 けい、全 8 巻。

主人公
藤沼 悟 (ふじぬま さとる)
2006 年では漫画家志望のピザ屋のバイト。「リバイバル」という能力がある。自分の周囲で何か不幸なことがおこると時間が巻き戻り、それを解決しなければならない。
子供の頃に巻き込まれた誘拐事件に関連して、母親が殺されてしまう。これによって 1988 年まで戻る大きな「リバイバル」が起こり、誘拐事件の解決に奔走する。
親に恵まれ最高の環境で育っているが、最初の時間軸では、なぜかコミュニケーションの苦手な大人になっている。

ヒロイン
藤沼 佐知子 (ふじぬま さちこ)
妖怪のごとき若さと洞察力を誇る悟の母親。もと報道部アナウンサー。
母親殺しの容疑者になったときにも、「あの人は自分を殺すような子供を育てないからさ」といって疑いを解かれるほど。15 年の間、毎日 4 時間も体を動かしてくれる。こういう親になりたい。
名言- 自分の子が何事かに興味を持ったなら 応援するのが親ってもんだべさ。

サブ
雛月 加代 (ひなづき かよ)
ヒロインとして考えていたが、衝撃の結婚のためこちらに。
母親に虐待を受けて一人ぼっちでいることが多く、もとの時間の流れでは誘拐犯人に殺されてしまう。タイムリープした悟は、まず雛月を助けるために行動を起こす。小学生カップルの様子が微笑ましい。
「バカなの?」が口癖。あるときアイリがこの言葉を使っていたような気がするんだが、あれはどういうことだったんだろう。
名言- ひとりぼっちで居る事しか想像出来なかったあたしが 今... こうして家族と居られるのは 悟が居てくれたおかげだよ。

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