映画の感想: スパイダーマン 2021 No Way Home

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このページの最終更新日: 2024/02/11

  1. あらすじ
  2. トリビアと感想

あらすじ

2019 年の「スパイダーマン Far From Home」の最後で、ミステリオ Mysterio がスパイダーマンの正体は Peter Parker であると全世界にばらしてしまう。ピーター、彼女 MJ、友人 Ned らは、そのために MIT から入学を断られるなどのトラブルに見舞われる。

ピーターは、Dr. Strange に頼んで、その記憶を消す呪文を実行してもらうが、途中で何度もピーターが条件を変えようとしたため、呪文は失敗。異なる多元宇宙の悪役たちを世界に引き込む原因となってしまう。

ピーターは、異なる多元宇宙のスパイダーマンたちと協力して、現実を修復するために戦う。同時に、ピーターは、運命に抗って自分の人生を切り開くことも試みる。スパイダーマンのアクションやスリルに満ちたシーンを含みつつも、登場人物たちの感情描写にも力を入れた作品となっている。

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トリビアと感想

  1. 本作は、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが演じた過去のスパイダーマン映画の世界つながっている。多くのファンは、彼らが出演する可能性を予見していたようである。
  2. 最終的に、全ての人がトム・ホランドが演じるピーター・パーカー = スパイダーマンのことを忘れてしまう。一連のスパイダーマン・シリーズの完結編であり、MCU でのスパイダーマン最後の作品となる可能性がある。
  3. トム・ホランドは、スタントマンを使わずに、本作のスタントを自分で行った。壁を登る、飛び跳ねる、スイングするなど、スパイダーマンのアクションシーンを演じるために、特別なトレーニングを受けたようだ。
  4. 映画の公開前に、マーベル・スタジオは、本作のプロットとストーリーの詳細を公開しないように、キャストやスタッフに厳しい秘密保持契約を課した。

他のスパイダーマンシリーズを知っていればもっと楽しめたように思う。悪人たちも、他のスパイダーマンもよく知らなかったので、なぜ悪人たちが突然悪くなるのかなど、疑問が残る部分が多かった。アクションや全体のストーリーは楽しめた。May や結末など、悲しい部分も多かった。

MJ、Ned とのやりとりはいまいち。私も歳をとったせいか、ああいう「小生意気な若者の全能感あふれる雰囲気」がちょっと鼻につく。Dr. Strange の方が断然いい。アメリカの大学入試システムが好きじゃないのもある。

“With great power comes great responsibility” という言葉は、「大いなる力には、大きな責任が伴う」と訳されることが多い。原作にも登場するスパイダーマンの座右の銘である。スパイダーマンで使われたことで有名になったが、オリジナルは非常に古く、紀元前から使われている格言のようだ。

予告編 (英語・日本語字幕)

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