おすすめ漫画: パリピ孔明のネタバレレビュー
概要
諸葛亮孔明が現代にタイムスリップしてきて、まだ無名ながらも才能に溢れたシンガーソングライター・英子のプロデュースをする。三国志の計略をもじった策略で、英子を成功へと導いていく。
言葉の問題とか細かいことは言わず、やってきたときから普通に日本語を喋れるようになっている。
ちなみに「パリピ」は party people で、集まって騒ぐのが好きな若者たちというニュアンスで使われる。
ギャグ漫画の宿命でもあると思うのだが、勢いが落ちてくるのが早い印象。ジャズ、京都編あたりはちょっと中弛みだったが、サマソニは熱くてよかった。
メインのセリフではないのだが、「早く行きたければひとりで行け 遠くに行きたければみんなで行け」はいろいろな業界で通用する名言だと思う。
主人公
諸葛亮 孔明 (しょかつりょう こうめい)
そのまま三国志の孔明。コーエーのゲームで、唯一の知力 100 だったことを今でも覚えている。武力 100 は呂布、劉備は確か魅力 100 だったはず。
ヒロイン
月見 英子 (つきみ えいこ)
家庭の事情が複雑で、修学旅行中ホームから飛び降りようとしたところをオーナーに止められ、BB ラウンジで働くことになる。
歌手名はローマ字で EIKO。シンガーソングライターという言葉は、シンガーソングのライターであり、歌手ではなく作詞家・作曲家を指すものだと思っていた。これは間違いで、シンガー・ソングライターつまり歌手・作詞作曲家である。とくに作曲の方を指すことが多いようだ。
かつては歌と作詞作曲は別の人がやるのが普通で、これは日本でも欧米でも同じ。歌手による作詞作曲がメジャーになってきたのは、ビートルズやボブ・ディランの 1960 年代ごろから。1970 年代にはエルトン・ジョンなどの活躍もあってそのスタイルが定着し、singer-songwriter と呼ばれるようになったらしい。
サブ
KABE 太人 (かべたいじん、本名は河辺太人)
あまり訴えてくるサブキャラがいなくて、オーナーと迷ったが KABE 太人にする。京都での助っ人ぶりはさすがだった。
MC バトル選手権 3 年連続制覇のラッパー。プレッシャーに弱く、胃潰瘍で倒れて以来ラップから距離をおいていたが、孔明と英子によって復帰する。
この MC バトルというのが何なのかよくわからなかったが、どうやら実在するもののようだ。
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