おすすめ漫画: モンキーピークのレビュー
概要
猿が襲ってくる。弓矢を使ったり、絶望させるために水を捨てたりするので、どう考えても普通の猿ではないのだが、結局なにが襲ってきてるのか、なかなか明らかにならない。そこがミステリーなのかもしれないが、ちゃんと納得できる形で落としてくれるのか心配で、あまり入り込めなかった。
猿に狙われるのは、藤谷製薬という会社の人々。薬害を起こした過去があり、新社長を迎えて心機一転するための登山イベントだった。
予想通り、モンキーピーク本編では謎はあまり明かされず、いろいろとツッコミどころを残したまま終わる。これさえ気にしなければ、話のテンポはよく一気に読める。
2023 年現在、モンキーピーク the Rock という続編と、モンキーサークル という外伝が出ている (いずれもAmazon link)。そちらも合わせて記載。モンキーピーク the Rock では、大学院生の赤崎というのが終始一貫してひどい。モンキーサークルは全 2 冊の短編。モンキーサークルは前日譚で多少の情報が示され、the Rock が一応の説明を含めた解決編になっている。
主人公
早乙女 稜 (さおとめ りょう)
友人と二人乗りしていたバイクが事故り、友人だけが亡くなってしまった経験がある。また、舞台となっている山に父と二人で来たことがあり、そのときに父が早乙女を落石から庇って亡くなった。これを人を二人殺してしまったと捉え、重荷を背負って生きている。
続編 モンキーピーク the Rock では、洞窟で猿と戦うことになる。
ヒロイン
林 (はやし)
庶務。基本的には、物語を通してまともなサイドにつく。早乙女の味方をすることが多く、拷問などにも反対。最後まで生き残るヒロインかと思われたが・・・
続編でも、「あなたが生き残った事には 必ず "意味" がある」という言葉と共に早乙女の回想で登場。
サブ
猿 (さる)
最初は一匹だと思っていたのが複数いて、あろうことか中に人間が入ってるのもいる。続編では、小型の猿やミオスタチン遺伝子に変異が入ったムキムキ猿も登場する。
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