お勧め漫画: 打撃マンの感想
概要
登場人物のセリフや、心の声を書いた地の文が非常に印象的だった。ずっとこの漫画を再読したいという気持ちがあったのだが、ようやく最近になって再読。期待を裏切らぬ名言の宝庫。
絵柄も少し気持ち悪いし、エロ・グロシーンも多い。それでも最高のお勧め度をつけたのは、この漫画のユニークさ、シュールさ、熱さが至高の域に達していると判断したため。ジョジョ的なポーズも素晴らしい。あと脈絡なく脱ぐ。
ストーリーは基本的にシンプル。悪者がいて「だしゃあ」で殴る。さまざまな打撃マンが登場する一話完結の形式でありながら、ゆっくりと伊達の成長のような物語が進んでいく。
山本康人、全 3 巻。続編に 打撃天使ルリ がある。なお、打撃女医サオリ という漫画もあるのだが、これは別物である (いずれも Amazon link)。
主人公
伊達 保 (だて たもつ)
結婚式場に勤務する 30 歳 A 型。美しくて性格のいい奥さんと、可愛い娘がいる。もともと臆病で、暴力に対する恐れが強かったため、その反動で体を鍛えてきた。この漫画には、さまざまな「打撃マン」が出てくるが、伊達が打撃マンになっていく過程が最初の方のエピソードで描かれていることから、彼を主人公と考えていいだろう。
名言
- なぜそんなに 居丈高に 怒鳴りちらすのか
- たいしたパンチじゃあ ない
- 頬骨に鈍痛がある 心には憤りがある
- 絶対的に 反省しない人間がいる 闘うことを忘れたら 男ではなくなる
- 小指の爪だけが 長いのはなぜだ
- 拳に聞け
- おまえらにこそ 真の恐怖がふさわしい 生存に何の益もない
ヒロイン
小峰 ルリ (こみね るり)
第 3 話で登場し、伊達に「ようこそ打撃マンの世界へ……」と声をかける。そのときの「泣けっ」は本作屈指の名セリフだと思う。第 5 話で陣内を「パパ」と呼んでいるのだが、これは何かの間違い? あとで別の家族が出てくる。
続編の打撃天使ルリでは、「信じられない 私の他にも打撃人類がいたなんて」という矛盾するセリフも。あと 3 巻で最終回だったのに、4 巻があったりして、よくわからない。ビジュアルも 4 巻では完全に別人。パラレルワールドと考えるのが良いだろう。
名言
- 泣けっ
- てめえのケツを なめろ
- 近頃 拳の疼くことが多すぎる
- 許せない人間が多すぎる
- 誰だって強くなれる
サブ
その他の打撃マンたち
結構たくさんの打撃マンが登場する。名セリフとともに整理しておく。
伊達、ルリのエピソードがいったん終わってからは、各回に異なる打撃マンが登場するパターンになる。その後は伊達が主役に戻る。
陣内 |
砲丸投げと風俗店通いで学生時代を過ごした、伊達の親友。
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志摩ネエ |
売れない劇団で活動している。妹の恋人が悪人にやられたことで打撃。本名は志摩いずみ。ミスター相馬と一緒に打撃をしたことがある。
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木の芽金太郎 |
見習い力士。 |
ミスター相馬 |
56 歳。ルリと話している様子がなんか偉そう。「恵まれた家系の御曹司だが 受け継いだ会社を独創的に発展させた」と称される上品な紳士。
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中華料理屋のビッグママ |
小さい旦那が打撃マンと思わせておいての登場。
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トミー |
ミュージシャン。この回はなんか微妙だった。 |
校長先生 |
短い登場の割には、印象が強烈。
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大河内平三郎 |
シェフ。悪い金持ちに奪われそうになった恋人を「だしゃあ」で取り返す。 |
曽我係長 |
女好きのチャラい男だが、襲われる女性を助けて「だしゃあ」。
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舞子一家 |
打撃マンの一家。長男の新太郎をメインにしたエピソードが多い。 |
関連リンク
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