おすすめ漫画: バクマン。のレビュー
概要
デスノートのコンビ、大場つぐみと小畑健による作品。中学の同級生、サイコーとシュージンが漫画家を志し、成長していく。エリート街道を先行する新妻エイジの存在など、ヒカルの碁にちょっと似てるかもしれない。漫画に関する内容はややマニアックだが、恋愛あり、ライバルあり、良い仲間ありで、一風変わったテーマを扱う少年漫画の王道という印象。
なおデスノート連載は 2003-2006、バクマンは 2008 - 2012 で、こちらの方が時期的に後になる。
ヒロイン、サブに選んだ蒼樹さん、新妻エイジをはじめ、福田組や服部さんもいいキャラクター。平丸さん絡みの話だけはいまいちだった。
たぶん、この漫画に出てくるジャンプ漫画を一通り知っていないと、読んだ楽しみは半減すると思う。人を選ぶいうことで、おすすめ度はやや控え目。
主人公
真城最高 & 高木秋人
中学の同級生、真城最高 (ましろ もりたか、サイコー) と高木秋人 (たかぎ あきと、シュージン) のダブル主人公。作画と原作をそれぞれ担当し、漫画家「亜城木夢叶 (あしろぎむと)」として活動する。
サイコーには亜豆美保 (あずき みほ) という恋人がおり、中学生のときにほぼ初会話で結婚の約束をしている。サイコーの漫画がアニメになり、そのヒロインの声を亜豆が演じるという二人の「夢」が叶ったら結婚することになっていて、亜城木夢叶は常にそれを念頭に置いて活動することになる。
ヒロイン
蒼樹 紅 (あおき こう)
本名は青木優梨子。本来のヒロインの亜豆よりも、蒼樹さんの方がよかった。ちょっと下ネタなのでスクショにはしなかったが、福田さんとの下着についての電話は笑えた。
漫画の原作者で、亜城木夢叶の仲間かつライバル。最初の方は、人の話を聞かないかなり高飛車かつ独善的なキャラだったが、徐々に変わってくる。最終的には平丸さんと結婚。
サブ
新妻 エイジ (にいづま えいじ)
「ヒカルの碁」でいう塔矢アキラ。ほぼ常に亜城木夢叶の上をゆき、目標にする存在かつ最高のライバル。漫画に対しては異常とも思える選別眼をもっており、予言したことは必ず当たる。
青森でずっと一人で漫画を書いており、高校生のときに上京してデビュー。多くのライバルと仲間ができて、本人も幸せと語っている。
関連サイト
- バクマン。とラッキーマンの作者は同じ?大場つぐみ=ガモウひろし説を考察. Link: Last access 2023/08/29.
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。