映画の感想: ズートピア

movie/animation/zootopia
2018/01/08 更新


作品紹介と感想

ディズニーのズートピア,気に入ったので英語版と吹き替え版を両方視聴した。 吹き替え版はテンポが悪くてお勧めできない。Judy の性格が変わってしまっているように思えて,頭が痛くなった。 セリフの翻訳の仕方も妙に女性的。予告編からいくつか例を拾ってみる。

 

サイに向かって言う「一緒にがんばりましょ」は,オリジナルは Hey, officer Hopps. You ready to make world a better place? である

その次の「トップの成績だったのですが」は,下手に出るのではなく,もっと誇らしげな言い方に思える。Judy は優等生でチャキチャキしたキャラで,ときにやや上から目線なのだが,吹き替え版ではとても feminine で,このイメージギャップが苦しいところ。

あと,これは日本語と英語の違いで,ある意味仕方ないのだろうが,ナマケモノとの会話で "What can I do * for you * today" というナマケモノのセリフがゆっくりなので,* の点で Judy が待ちきれずに喋り出す場面がある。 これは * の点で話を切っても意味が通じるので,そこで Judy が喋りだしてしまうものの,実はまだ文章が続いているというギャグになっている。単にナマケモノがゆっくりなので面白いというだけではないのである。

その後,Judy はしばらく間をとって,ナマケモノのセリフが本当に完結しているかどうかを確認した後に,Well, I was hoping to... と話し出します。この Well も,少し前の Well よりもねちっこく発音しています。吹き替えだと,こういう「間」を味わえない。本来の雰囲気を楽しみたいという方には,字幕版をお勧めする。

同じような感想を持った人がいたようです


 

もう一つ面白かったのは,Mr. Big というトガリネズミがゴッドファーザーだったこと。



喋り方がそっくりで,娘の結婚式という点もパロディになっている。

あと,これは リンク先の記事 に書いてあったのだが,Zootopia の後半,Mr. Big に拷問?されたイタチ weasel が "They offered me what I couldn't refuse, money." という言葉を使う。これも,ゴッドファーザーに出てくる有名なセリフのパロディらしい。「映画に残るベストシーンランキング」の 2 位だとか。


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