お勧めコミック: 進撃の巨人

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このページの最終更新日: 2023/06/08

最初に読んだとき、ちょっと残虐なシーンが多くて、巨人がグロいけど、立体機動装置を使った人間と巨人の戦いが面白いと思った。エレンが初めて巨人になったとき、「人と巨人の戦いが面白いのに、これじゃあ単なるモンスター同士の戦いで、工夫するところが全然なくなっちゃうじゃないか」と思って、ちょっと失望した。

この失望は良い意味で裏切られて、進撃の巨人は一番お気に入りの漫画の一つになった。作者の深いプロットに感服。ネットの考察も楽しめるけど、「伏線! 伏線!」「回収されましたね!!」を連発されるのはうんざり。

この作品を評するのに「ダークファンタジー」という言葉が多く使われるが、個人的にこの言葉は好きじゃなかった。この記事を書いたときに、好きじゃない理由も まとめてみた

諌山 創、既刊 29 巻。



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主人公

エレン・イェーガー

9 つの巨人の一つ「進撃の巨人」を身に宿す。自由への渇望と、母親を喰われたことによる巨人への強い憎しみが特徴の主人公。

最初は「進撃の巨人」というタイトルの意味がわからず (明かされてなかったので当たり前だが)、巨人が壁の中に進撃してくる様子を、ちょっと変わった日本語で表現したのかと思っていた。この作品の英語名は Attack on Titan で、どういう経緯かわからないが、本来の意図をちょっとだけ反映したタイトルになってるかもしれない。

名言

  • やっぱりオレは・・・ お前と同じだ。多分・・生まれたときからこうなんだ。オレは進み続ける。敵を駆逐するまで。

ヒロイン

ミカサ・アッカーマン

作品中で最強レベルの強さを誇り、敵を殺せない仲間にプレッシャーをかける異色のヒロイン。長身で筋肉質。アッカーマン一族は「巨人科学の副産物」という言葉が出てきたが、どういう謎解きがあるのか楽しみ。

幼い頃にエレンに命を救われ、両親を失った絶望から救い出してもらったことがあり、エレンを守るために命をかけている。エレンから巻いてもらったマフラーが宝物。

名言

  • この世界は残酷だ・・ そして・・ とても美しい。
  • ごめんなさいエレン・・ 私はもう・・諦めない。死んでしまったらもう・・あなたのことを思い出すことさえできない。
  • 私には・・この世界に帰る場所がある。エレン・・あなたがいれば私は何でもできる。

サブ

ライナー・ブラウン

「鎧の巨人」の中身。エレンと敵対する側で、最初のうちはなぜ壁の中の人類を攻撃してくるのか書かれていなかった。

後半になってライナーにスポットが当たることが増え、過去が描かれるにつれてライナー株が急上昇。7 SEEDS の安吾に通じる、壊れっぷりが堪らないキャラになった。何も知らないうちに洗脳されてパラディ島に送り込まれたのは悲劇そのもの。残りの寿命も短いが、是非幸せになってもらいたい。



参考サイト

  1. 進撃の考察. 2015/3/3 記事. Link: Last access 2018/01/20.

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