お勧め漫画: ブレイクショットの感想

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4-22-2017 updated


作品紹介と感想

清城高校でただ一人のビリヤード部員・織田信介が,さまざまな敵と出会いながら腕を磨いていくスポーツ漫画。

ビリヤードはメンタルなスポーツであるため,相手の度肝を抜く技 を繰り出し,精神的動揺を誘うことも重要な戦略の一つだ。登場人物たちは,ヘビを出したり,球を消したりと多彩な技を披露してくれる。

私のビリヤードの知識は,ほとんどがこの本に由来する。ただし,マッセとジャンプショットは禁止になっているビリヤード場が多いので注意しよう。

この漫画に関しては 有名なレビュー続編 がある。

前川たけし,全 16 巻。前川たけしの他の作品には アニマル・センス がある。

主人公

織田信介 (おだしんすけ)

技術とここ一番の勝負強さを武器に,さまざまなライバルと熱戦を繰り広げる。

エアコンの風を利用するなど常識外れの技を駆使するが,物語の途中で ダグラスキュー を手に入れてから,得意のジャンプショットに磨きがかかる。ヘビの絵をバックに,手球が斜めにカーブしながら飛ぶダグラスショットと,的球まで巻き込んで 2 つの球がジャンプする double headed snake が得意技。

アメリカン・サーキットへの挑戦を前に作品が終了してしまったが,そこでもさぞ熱い戦いが行われたことだろう。


ヒロイン

早川麻子 (はやかわあさこ)

清城高校の生徒会長。わりとすぐにビリヤード部に入部。

第 1 話から織田のビリヤードの景品になる (負けたら悪者とデートする),アーティスティックビリヤードの台になる,ハチミツレモンを大会にもってくるなど,常に献身的に主人公をサポートする。

主人公がいいショットを決めたときの素直な喜びぶりが可愛い。扉絵では,水着のサービスショットも披露している。


サブ

加納涼二 (かのうりょうじ)

この漫画には,土門さん,ジェフリー・ボイド,佐伯さんなど多くのスーパーショットを放つライバルが現れるが,その力強さとインパクトからショットガンショットの加納涼二を紹介する。

この見た目だが,織田と同じ高校生である。ショットが強いために手球が砕け散り,その破片が球を落とすというショットガンショットを駆使する。


さらに 2 つの超自然的な必殺技を開発するが,残念ながら十分に謎解きがなされないまま連載が終了する。



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