お勧め漫画: バトルロワイアルの感想

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4-15-2017 updated


作品紹介と感想

原作は 1997 年の第 5 回日本ホラー小説大賞の最終選考に残った小説。審査員のコメント (1) は

  • 金八先生のダイレクトなパロディみたいなのが出てきて 非常に不愉快 でした。
  • 小説としては,この四編の中でいちばんウマイと思いますけれども,... こういうものを書いちゃいけないんじゃないかと思います。
  • なんでこんな嫌な感じかなあと思うと,こういうことを考えるこの作者自体が嫌い なんです。

とさんざん。私も全面的に賛成。

中学生のクラスが,最後の一人になるまで殺しあうというストーリー。絵も気持ち悪いし,中学生のスペックが全く現実的でない。一応「まっすぐに生きるというエネルギー」がテーマらしいのだが,なぜそれをこんな後味悪く表現できるのか,不思議になる漫画である。まあ,これが作者の意図だと思うので,その意味では作者の試みは見事に成功しているとも言えるのかもしれない。

田口 雅之,高見 広春,全 15 巻。



主人公

七原 秋也 (ななはら しゅうや)

ワイルドセブン という,本名よりも長く微妙にかっこ悪いニックネームをもつ。お人よしの正義漢。

養護施設で育ち野球を嗜むが,部活でトラブルを起こしてロックに転向する。最後は殺し合いから脱出し,自由の国アメリカに渡る。このオチもなんとも言えない。

名言

  • そこに正義はあるのかっ (父の口癖だった)


ヒロイン

中川 典子 (なかがわ のりこ)

七原に憧れるヒロイン。作文がうまいが,わりと普通の女子。七原は親友・国信の憧れの人として彼女を守る。

いきなり足を撃たれて負傷したり,それが原因で発熱したりするが,七原・川田とともに生存を続ける。


サブ

川田 章吾

こんな中学生がいたら嫌だ。183 cm, 83 kg という時点でちょっとおかしいと思う。

主人公らを助ける前回のプログラムの勝利者。銃の扱いに長けているほか,スラム街診療医の父を手伝っていた経験から,医学知識も豊富。重度喫煙者。



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関連リンク

  1. 第 5 回日本ホラー小説大賞発表 鼎談. Link.
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